結婚式に関するコラム
結婚式を欠席する場合のマナーについて
結婚式への招待状が届いたけれども、どうしても都合がつかず欠席にする場合は返信ハガキをすぐにださず、数日してから返しましょう。また、間柄によっては電話連絡してから返信ハガキをだすとよいでしょう。
欠席の返信ハガキには、「お祝いの言葉」と「欠席の理由」、「お詫びの言葉」を簡潔に書き添えましょう。
- この度はご結婚おめでとうございます。
やむをえない事情があり、残念ですが欠席させていただきます。 - お招きいただきありがとうございます。
あいにく出産間近のため、欠席させていただきます。
結婚式を欠席するマナーとして祝電でお祝いの気持ちを贈りましょう。
結婚式に出席する場合のマナーについて
◯返信はがきについて
結婚式への招待状が届いた場合はすぐに返信はがきを返しましょう。
また、「結婚をお祝いする一言メッセージ」や「招待してくれたことへの感謝の気持ち」も添えましょう。
- ご結婚おめでとうございます。
お招きいただきまして有難うございます。
喜んで出席させていただきます。 - ご結婚おめでとうございます。
お二人の晴れの門出に立ち会わせていただくことを、
とても嬉しく思っております。
あいにく出産間近のため、欠席させていただきます。
◯結婚式での服装について(女性編)
白色のドレスは花嫁さんの色なのでマナー違反です。
また、全身黒っぽい服装も喪服を連想させるので、お祝いの席には相応しくありません。
一般的なマナーとして、昼の式典の場合はひざ上10cm以上のミニ丈や露出の多い服装もNGです。
◯結婚式での服装について(男性編)
結婚式のスーツは黒・紺・グレーなどのダークなカラーを選ぶのがマナー。白やピンクなどは派手すぎるためふさわしくありません。フォーマル度の高い結婚式では、シャツは「白」が基本。黒シャツは暗く重いイメージになるため、避けた方がよいでしょう。ピンクなどの派手色や、チェックなどの柄シャツはNGです。ネクタイは白やシルバー、グレーなど明るい色を選びましょう。
最近では蝶ネクタイをする方もいらっしゃいますが、夜のフォーマルとされているので、午前中の式の場合は注意しましょう。
結婚式を急遽欠席する場合は?
結婚式に出席をすると返事をしていたのに、急遽欠席せざる得ない場合は、すぐに先方に連絡しましょう。
その際には、欠席の理由を伝えるとともに、謝罪の気持ちを丁寧に伝えましょう。
◯欠席を伝える方法について
必ず電話で欠席する旨を先方に直接連絡します。
間違ってもメールや知人伝いで知らせるのは失礼に当たりますのでNGです。
◯欠席する理由は
急遽の場合であっても「身内の不幸」や「体調不良」などはお祝いの前にはネガティブでタブーです。
ですから、「詳細は後日に改めてお話しさせていただきます。」などと多少曖昧な説明にしておく方がよいでしょう。事前にスピーチなどをお願いされていた場合は、先方と相談し先方の判断に任せるようにしましょう。
◯欠席した場合のご祝儀は
欠席であっても、ご祝儀は渡します。
相場としては、出席した場合と同額です。
また、フォローする意味でも、お祝いの気持ちを伝えるために電報を送りましょう。
新郎新婦を心からお祝いしようという気持ちが大事です。