電報とは?祝電・弔電ごとの利用シーンや料金の仕組みについてわかりやすく解説

電報とは?祝電・弔電ごとの利用シーンや料金の仕組みについて分かりやすく解説

電報ってなに?

祝電や弔電はどういうときに使う?

電報になじみのない方は、上記のように疑問を持つ方も多いと思います。

電報とは、今も昔も特別なメッセージを送るために利用されているサービスです。

電報の仕組みや料金体系は、昔と比べて大きく変化しています。

当記事では、電報の仕組みや歴史、祝電・弔電ごとの利用シーンについてわかりやすく解説いたします。

仕組みや歴史を理解して、なぜ特別な場面で電報が送信されるのかがわかれば、電報を送る際により強い気持ちをこめられるのではないでしょうか?

電報を送信したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

当記事でわかること
  • 電報とは
  • 祝電や弔電の利用シーン
  • 今と昔の電報の仕組み
  • 電報の料金の仕組み
目次

電報とは

電報とは?

電報とは、電気通信を用いた文書配達サービスです。

要点をまとめた短文を相手に届けるもので、明治初期から始められたという歴史があります。

当時、電話は限られたところにしか設置されず、郵便も開始されていませんでした。

個人間で連絡を取り合うのが難しい状況の中、1870年に電報が最先端の通信手段として導入されました。

電報は多くの人に使われるうち、技術の進歩や顧客からのニーズに応える形で、どんどん発展を遂げていきます。

私たちが利用する電報にさまざまな機能が付けられているのは、今日まで電報が進歩してきた証といえるでしょう。

現在は電報に代わる便利なサービスが多数普及されているため、昔のような個人間の連絡方法としては使われていません。

しかし、慶弔の際に特別な気持ちとメッセージを伝える手段として、広く活用されています。

祝電とはお祝いの場で贈られる電報

祝電とは、結婚式や入学式などに参加できないとき、お祝いの場で贈られる電報のことです。

結婚式でも祝電が贈られ、司会者によって読み上げられることもあります。

また、電報会社によっては、花束やぬいぐるみなどのギフトを一緒に送ることも可能です。

祝電は、お祝いの気持ちをよりフォーマルかつ特別に伝えたいときに最適な手段です。

弔電とはお悔みの場で贈られる電報

弔電とは、お通夜や葬儀・告別式に参列できない場合など、お悔みの場で贈られる電報です。

電話が普及する以前から利用されてきた伝統的な方法であり、近年ではインターネットや電話での申し込みも可能になっています。

弔電は、大切な人を亡くされたご遺族に、心からの哀悼の意を表す貴重な手段です。

マナーを守って、心を込めてメッセージを送りましょう。

電報が主に使われるシーンを紹介

電報が主に使われるシーンを紹介

電報が主に使われるシーンは、以下の3つです。

  • 結婚式
  • 葬式
  • ビジネス

電報は様々なシーンで利用されていますが、その中でも上記3つは主流となっています。

詳しい利用シーンについてそれぞれ解説します。

シーン1. 結婚式

結婚式で利用される電報は、披露宴会場で読み上げられるため他のギフトよりも目立つ存在となります。

手書きのメッセージよりフォーマルな印象を与え、お祝いの気持ちを丁寧に伝えることができます。

また、事前に内容を知らせることができないため、サプライズ演出としても喜ばれるでしょう。

結婚式に送る電報を選ぶ際には、新郎新婦との関係などを考慮し、二人の門出を心から祝うメッセージを添えましょう。

シーン2. 葬式

葬式の場でも、電報はよく利用されています。

葬儀に参列できない場合や、遠方に住んでいる場合などに、ご遺族へのお悔やみの気持ちを伝える手段として古くから利用されています。

近年では、インターネットでのやり取りが主流となりつつありますが、故人への敬意を表する方法として、依然として根強い人気があります。

シーン3. ビジネス

電報は、ビジネスシーンにおいても需要があります。

例えば、役職の昇進や昇格を祝う際に、電報を送るのが一般的です。

また新社屋や新店舗の落成・オープンを祝う際に、電報が送られています。

電報にもさまざまな種類があるため、上記のようなお祝いの場面では華やかな電報が人気です。

現在の電報と料金の仕組み

現在の電報と料金の仕組み

電報の仕組みは、技術の発達により大きく変化しています。

仕組みを理解するには、今と昔の電報について学ばなくてはなりません。

まずはわかりやすい現在の電報について解説します。

今の電報の仕組み

現在の電報は、以下の流れで送信されます。

  • 電話またはスマートフォン・FAX・インターネットから電報を注文する
  • オペレーターや申し込みページに従い必要事項を入力する
  • 必要事項から送り先を管轄する配達所を選択する
  • 管轄する配達所のプリンタで台紙にメッセージなどを印刷する
  • 印刷した電報を送り先へ配達する

注文経路により最初のやり方は違いますが、あとの流れはほとんど同じです。

コンピューターやインターネットを活用して電報を注文・作成します。

昔は専用の機械を使って作成していたため、現在の方式とは違う部分がたくさんあります。

しかし、まったく昔のやり方が残っていないわけではありません。

料金計算の一部には、昔から採用された方法が活用されています。

料金の仕組み

電報の料金は、複数の料金を合算して計算します。

電報業者により金額は違いますが、計算方法自体は変わりません

注文方法により発生する料金は変わるため、計算方法は以下の2つに分けられます。

  • インターネット注文
  • 電話注文

まずは分かりやすいインターネット注文の計算方法を確認しましょう。

インターネット注文の計算方法

台紙料金 + オプション料金 + 税別計算なら消費税

インターネットから注文できる電報には、台紙料金に文字料金と送料が含まれているものが多いです。

注文の際、有料オプションの利用や税別で計算したときに、別途料金が発生します。

インターネット注文では、基本は台紙料金にすべて含まれていると考えてよいでしょう。

一方、電話注文では別の料金が発生します。

電話注文の計算方法

台紙料金 + 文字料金 + オプション料金 + 税別計算なら消費税

インターネットが普及していない頃は、電話による注文が主でした。

電話注文はそのころから料金形態が変わっていないため、上記の計算方法を採用します。

台紙だけでなく文字にも料金が加算されるため、文字が多ければ多いほど料金が高くなる仕組みです。

固定電話またはスマートフォンなどの携帯電話から申し込んだときは、台紙料金とは別に文字料金が発生します。

電報を注文する際は、注文方法と金額の違いにご注意ください。

現在の電報が送信される仕組みと料金形態を押さえたら、次は昔の電報がどのような仕組みだったかを勉強しましょう。

昔の電報の仕組み

昔の電報の仕組み

昔の電報は、ふたつの方法が採用されていました。

「ブレゲ指字電信機」と呼ばれる機械を使う方法と、モールス信号を使って送信する方法です。

それぞれの方法を、日本における電報の歴史に触れつつ解説します。

ブルゲー指示機の打ち方

ブルゲー指示機は、1870年に導入された、電報を送信する「電信機」です。

電磁石を用いてメッセージを送信する機械で、はじめは東京-横浜間で利用されていましたが、徐々に全国へ広がっていきました。

ブルゲー指示機の送信方法は、以下の流れで行います。

ブレゲ指字電信機の送信方法
  • 送信者が機械の取手を送りたい文字の位置に合わせる
  • 機械に電流が流れ受信機の針が送信者の指定した位置まで回転する
  • 受信側にいるオペレーターが電報用紙に文字を書き起こす
  • 記載された文字を送り主へ届ける

ブレゲ指字電信機は、電話のようにベルなどがなるわけではないため、仕組み上受信機の針を常に見張っている必要がありました。

また、文字を書き起こす機能もなく、電報を作成するにはいちいち用紙にメッセージを書かなくてはなりません。

かなり大変な仕組みですが、郵便も電話も今ほど発達していない当時では、画期的なサービスとして受け入れられます。

電報は徐々に広まり、技術も進歩していきました。

モールス式の打ち方

モールス式印字電信機は1871年に海外から輸入された方式で、モールス信号を送信できる電信機を使います。

受信側は送信されたモールス信号を用紙に書き起こし、電報を作成・送信しました。

ブレゲ指字電信機のように常に受信機を見張る必要がないのが大きな特徴です。

1922年にはタイプライターも導入され、書き損じなどの間違いが減り、効率的になります。

この流れを受けて、電報はより広く普及するようになりました。

仕組みが変わって電報はどう変わった?

仕組みが変わって電報はどう変わった?

ここまでで、今と昔の電報がどうやって送られたのかを確認しました。

日常ではあまり見かけない部分にも触れたため、仕組みを確認しても違いを実感できない方も多いかと思います。

次は、電報の送信方法の変化による影響を解説します。

ギフト電報のバリエーションの広がり

1930年ごろ、電報に対するニーズの高まりから、写真や小さな絵画の送信が開始されました。

現在のギフト電報につながる「写真電報」の始まりです。

写真電報を皮切りに、年賀状のように活用できる「年賀電報」など、現在の祝電や弔電につながる電報も開始されます。

電報の技術は、コンピューターとインターネットの普及でさらに進化します。

最初は写真や小さな絵を送るのみだったギフト電報は、現在ではさまざまな贈り物を送れるようになりました

幅広いバリエーションから、多くの人に利用されています。

ギフト電報で贈れるプレゼントのバリエーション
  • ぬいぐるみ
  • フラワーアレンジメントやドライフラワー
  • バルーンアート
  • カタログギフト
  • 高級酒
  • スイーツ
  • 線香やろうそく

このほかにも、さまざまなギフトを贈れます。

メッセージだけでなく、気持ちを形にして伝えられるギフト電報のバリエーションは、電報技術が発達したからこそ実現できたものです。

現在ならではの大きな変化といえるでしょう。

祝電や弔電など

あらゆるシーンで利用できる!

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申し込み方法が多様化

申し込みの多様化も、大きな変化のひとつです。

現在はインターネットの普及により、さまざまな方法で電報が申し込みできます

インターネット注文は、電話や郵便局のように、注文時間が決められていません。

24時間注文できるため、真夜中などほかの方法では利用できない時間帯でも活用できます。

従来の方法では受付時間まで待たなくてはならなかったことを考えると、大きな進歩です。

また、ネットがつながればどこからでも送信できるようになったのも、従来にはない変化といえるでしょう。

このことから、現在の電報は、より便利に、気軽に利用できるようになったといえます。

電報ならではの「特別感」

昔の電報は、受験の合否・家族の危篤などの緊急連絡に使われていました。

現在では電話・メール・SNSが代わりに活用されており、電報を使った個人のやり取りはほとんどありません。

現在の電報は、冠婚葬祭の際に気持ちを伝える手段として活用されています。

大切なひとときの「特別感」を演出するのが、今の電報の役割です。

電報が活用されるシーンは、主な場面だけでもたくさんあります。

電報が使われる主なシーン
  • 結婚式
  • 出産祝い
  • 誕生日祝い
  • 開店・開業祝い
  • 昇給・就任祝い
  • 合格祝いや合格を伝える電報
  • 入学・卒業祝い
  • 定年退職や長寿のお祝い
  • 母の日や父の日
  • 成人祝い
  • 受章・受賞祝い
  • お礼やお見舞い
  • お悔やみや法要
  • 喪中見舞い
  • お盆や新盆 など

主なシーンを確認するだけで、現在の電報が持つ多彩さを理解できるかと思います。

役割の変化を受け、電報台紙や電報につけられるギフトのバリエーションも日々増えています。

工夫して利用すれば、より便利に電報を活用できるでしょう

電報は、通信手段の主流ではなくなりましたが、だからこそうれしいときや悲しいときの「特別感」を演出できる道具でもあります。

イベントや伝えたい気持ちがあるときは、電報の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

特別感を演出するなら

フォー電報

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電報の仕組みにおけるよくある疑問

電報の仕組みによくある質問

現在もさまざまなシーンで活用されている電報ですが、利用の際に疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。

そのような方のために、電報の仕組みにおける疑問を解説します。

  • 当日でもすぐに配達できるのはなぜ?
  • なぜ電話で申込みをすると料金がかかる?

以下で、詳しく解説していきます。

当日でもすぐに配達できるのはなぜ?

なぜ当日に配達できるかというと、電報が送信先に一番近い拠点で作成され、配達されるからです。

電報会社は、全国に配達拠点を持っています。

電話またはインターネットから申し込みを受けると、送り先住所を管轄する拠点に入力した情報が送信され、指定の台紙に印刷・配送されます。

ギフトなどが同じように届けられるのも、あらかじめ拠点で用意しているためです。

この方法は、昔は専用の配達員が行っていましたが、現在は運送会社に配達を委託しているところもあります。

なぜ電話で申込みをすると料金がかかる?

なぜ電話申込みの料金がかかるかというと、昔の注文方法をそのまま採用しているからです。

昔の電報は、電報の文字数が増えれば増えるほど書き起こす手間が発生しました。

手間がかかる分を正確に請求するため、文字数料金が採用されます。

電報は技術の発達とともに現在のシステムに変更されましたが、料金計算だけが昔のまま残ってしまいました。

変更がされないまま残っているだけで、特別な理由があるわけではありません。

料金が気になる方は、文字料金を請求されない公式ホームページから注文しましょう。

まとめ

電報は、昔は主な通信手段として、現在は大切な気持ちを伝えるための方法として活用されています。

歴史にあわせて進化してきましたが、人と人をつなぐ役割は変わりません。

電報を送るときや受け取るときに、電報の役割を理解していれば、より深くメッセージを味わえるようになります

電報の今と昔を比べれば、台紙の美しさやギフトの多様さもより楽しみながら選べるようになるでしょう。

電報を活用する際は、仕組みや役割の変化にも思いをはせながらご利用ください。

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