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出産祝いのマナー

出産祝いの贈り方マナー|時期・相場・のしの書き方までわかりやすく解説

赤ちゃんの誕生は、ご家族にとって大きな喜びの瞬間です。出産祝いは、「おめでとうございます」と「お疲れさまでした」の気持ちをかたちにして贈る心づかい。贈るタイミングやマナーを押さえて、安心して気持ちを伝えましょう。

出産祝いを贈る時期とタイミング

出産祝いは、出産後10日~1か月以内を目安に贈るのが一般的です。出産直後は母子ともに体調が不安定なこともあるため、病院への訪問は控え、まずは電報やお花で気持ちを伝えるのがスマートです。

昔は「お七夜」や「お宮参り」の節目で贈る習慣もありましたが、現在では退院後に落ち着いてから贈るほうが喜ばれる傾向にあります。

出産祝いの相場と選び方

贈る相手との関係性によって、金額の目安は変わります。親族の場合は5,000~10,000円程度、友人や職場関係の方には3,000~5,000円程度が一般的です。ベビー服やおもちゃ、紙おむつ、ミルクなどの実用的な品が喜ばれています。

第二子以降の出産では、育児グッズがそろっていることもあるため、消耗品やちょっと特別感のあるギフト、上のお子さま向けのプレゼントを添えるのもおすすめです。

のしの種類と書き方マナー

出産祝いには、「何度でも喜びが続くように」との意味を込めた「蝶結び(花結び)」の水引を使います。表書きには「御祝」または「御出産祝」と記し、水引の下にはフルネームを記載します。

贈答スタイルとして「内のし(包装の内側)」と「外のし(包装の外側)」がありますが、どちらでもマナー上問題はありません。地域や先方の好みに応じて選びましょう。

電報で出産祝いを届けるのも素敵な方法

すぐに訪問できないときや、遠方のご家族・ご友人には、祝電で気持ちを伝えるのもおすすめです。ぬいぐるみ付きやお花付きの電報など、記念に残るギフトが喜ばれています。

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気をつけたい出産祝いのマナーとNG例

  • 弔事を連想させる黒白の不祝儀袋や香典袋は使用しないようにしましょう。
  • 「4(死)」「9(苦)」などの縁起が悪いとされる金額は避けるのが一般的です。
  • 使う人の好みによるギフト(ミルクの種類、スキンケアなど)は事前確認が安心です。
  • 訪問する場合は、母子の体調を第一に考え、長居や突然の訪問は控えましょう。

出産祝いに添えるメッセージと文例

出産祝いのメッセージには、「ご出産おめでとうございます」「赤ちゃんの健やかな成長をお祈りしています」など、温かい気持ちを込めた言葉が好まれます。

電報や手紙では、句読点(「、」「。」)を使わない書き方が丁寧とされるため、文の切れ目には改行やスペースを活用しましょう。

出産祝いに使えるメッセージ文例はこちら

よくあるご質問|出産祝いのマナー

出産祝いはいつ贈るのがよいですか?
出産後10日~1ヶ月以内が一般的とされています。
退院後しばらくして母子の体調が落ち着いてから贈るのが安心です。
早すぎる訪問や手渡しは控え、最初は電報や郵送が適しています。
出産祝いの相場はいくらくらいですか?
親族なら5,000〜10,000円程度、友人や同僚であれば3,000〜5,000円が目安です。
贈る相手との関係性や地域の風習も考慮して選びましょう。
のし紙の表書きやマナーを教えてください。
表書きは「御祝」または「御出産祝い」と書きます。
水引は何度あってもよい慶事に使う「蝶結び(花結び)」を選ぶのが基本です。
電報で出産祝いを贈っても失礼にはなりませんか?
はい、まったく問題ありません。
会いに行けない場合や退院直後などには、電報で気持ちを伝えるのがスマートな方法です。
ぬいぐるみ付きやお花付きの祝電など、選ぶ楽しさもあります。
二人目以降の出産祝いはどうすればいいですか?
すでに育児グッズが揃っていることが多いため、消耗品や少し変わったギフトが喜ばれます。
上のお子さんにもミニギフトを添えると、ご家族への心配りになります。

贈るタイミングの目安について、さらに詳しく知りたい方は
出産祝いを贈る時期の注意点もご覧ください。