お葬式・葬儀・法要に贈る電報（弔電）
お葬式・葬儀・法要
「お葬式」「葬儀」「法要」は、いずれも故人を偲び、供養するための儀式ですが、それぞれに意味と役割の違いがあります。混同されがちなこれらの言葉を正しく理解することで、弔事の場でも安心して対応できるようになります。
お葬式とは
お葬式は、葬儀と告別式をまとめて表現した社会的な呼称です。
告別式とは、遺族・親族だけでなく、友人・知人・会社関係者などが故人とのお別れをするための場であり、宗教儀礼とは異なり社会的な儀式とされています。
したがって「お葬式」という言葉には、宗教的意味と社会的意味の両方が含まれているのが特徴です。
葬儀とは
葬儀（そうぎ）とは、故人の冥福を祈り、その魂をあの世へ送り出す宗教的儀式のことを指します。
一般的に僧侶による読経や焼香、引導（いんどう）などが行われ、宗教の教義に基づいた重要な儀式とされています。
法要とは
法要（ほうよう）とは、故人の命日や節目（初七日・四十九日・一周忌・三回忌など）に営まれる供養の儀式です。
仏教においては、故人の魂が極楽浄土へ導かれるよう祈りを捧げる重要な儀式とされ、故人の冥福を定期的に祈る場として行われます。
また、法要の後には会食（お斎）を設けるのが一般的で、参列者に感謝の意を表す慣習もあります。
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